8/17(土)・18(日)と札幌のつどーむで行われた 夏巡業大相撲札幌場所に行ってまいりました。年に一度夏に廻って来るようでして、家族と相撲観戦を楽しみました。
会場は一階席と二階席があり、土俵に近い一階の席の方が(当然)お高くなっております。あまり熱心な相撲ファンでない私は幕内の力士の名前は聞いたことがあるかなというぐらい。一階席はTVで見る土俵近くのぎゅうぎゅうの感じをイメージしておりまして、席のスペース的にも二階席を予約しました。
当日のスケジュールは8時開場、お昼前までは稽古、その後に 髪結い 、相撲甚句、初切、そして取組みが始まり15時に終了の流れとなっておりました。
8時半頃には会場に着いたところ、入り口では早速握手会が行われておりました。早速列に並んで握手、その後は相撲グッズを買うために売店の列に並びますがここが長蛇の列。買い物が済むまでに約1時間ほど、土俵がすぐ近くでして、稽古を見ながら並ぶので時間は潰せます。列にはあとからあとから人が並び、開場30分後に着いて並んでも品切れの商品続出。お目当ての物がある場合は八時に会場入りして並ばなければ駄目ですね。
そのあとは食べ物屋台を冷やかしてお昼ご飯の仕入れ、二階席は土俵も良く見えて満足しておりました。が、初めての巡業なので知りませんでしたが、二階席のチケットでは一階席のフロアへの立ち入りが出来ません。
これが何を意味するかと言いますと、力士と触れ合うチャンスが無い!稽古終わりや控室に戻る力士が普通に歩いているのが一階席、サインをもらったり写真を撮ってもらったりできるのは一階席のエリアのお客さんのみ。
観察の結果、力士と触れ合う為になにか特別なエリアや時間が有る訳ではなく、歩いている力士に自ら声をかけて触れ合う事になっているようです。仮に二階席を力士が通れば触れ合う事は可能でしょうが、誰も歩いていない!当然ですね。力士の皆さんは基本的に一階フロアの土俵と控室、稽古エリアの往復、その他にはトイレや食事の買い物に歩くぐらいです。お目当ての逸ノ城は遠目から眺めるだけとなりました。
また、地元出身力士も多く参加しており、紹介される度に盛り上がりを見せます。取組みでは地元出身者が華を持つような取組みと、お互いにケガをしない、させない様な取組みが多かったように見受けられます。幕内の土俵入りと横綱土俵入りが盛り上がりのピークでしょうか。ついつい力士の名前など叫んでしまいます。
※そんなに熱心なファンでは有りません
事前の予習不足でしたが相撲甚句や初切も楽しめますし、来場の方も和服の装いでこられる方や舞妓さんが観戦に来ていたりとお祭りの様な、全体にのんびりした雰囲気で本場所とは違った独特の空気が楽しめます。巡業とは力士との触れ合いをメインに楽しむものなんだなぁという事が判りました。
つまり巡業は握手会のようなイベントという事になるでしょうか。
ということで、次回のチャンスがあれば何としても一階席を予約しようと思ったのでありました。